不倫相手へ慰謝料請求の仕方
- ari
- 2019年2月3日
- 読了時間: 4分

いざパートナーの不倫がわかった時、何ができるか。
まず思いつくのが慰謝料請求です。ですが、単に慰謝料請求といってもいろいろな方法がありますのでそれぞれのパターンをご紹介します。
ですが、ここに記載している以外の方法もあるので、代表的で一般的な方法という目線で読んでください。
弁護士に依頼する

弁護士に依頼してから慰謝料請求まではステップがあります。
その手順にそってご紹介します。
①弁護士事務所を探す
まずはどの弁護士に相談するか、依頼をするかを決めなくてはいけません。また、弁護士事務所は意外と多くあります。
家から近いと、ご近所さんや友達に見られるかもしれない。なんてこともあります。
ですが、大きな駅(東京でいうと新宿・渋谷・東京など)であればごまかすこともできます。なぜなら弁護士事務所がはいっているビルにはほかのテナントも必ず入っているから。
ですが、このご時世メールや電話でも受け付けや初回相談やります。なんていうキャッチコピーも珍しくないです。
ですが、たいてい”一回事務所に来てください”という話になります。そして現在不倫案件はかなりの数があるらしく、慰謝料の相場はさがる一方な現実です。
また、会ってみての話しやすさも重要です。
②相談内容を明確にする
相談内容とは具体的に不倫相手に何を求めるかです。慰謝料であれば希望額。謝罪であれば謝罪の仕方などです。また、そのほかにも会社内での不倫だった場合、退職要求なども視野にいれると話が早いです。
ただ、慰謝料の希望の額をそのまま弁護士が伝えてくれるとは限りません。相手の資産状況など、もろもろありますが、一番重視されるのは”相場”です。
・自分達夫婦が離婚する場合:150万円~300万円
・自分たちが別居も離婚もしない場合:50万円~100万円
もっとも、不倫相手から嫌がらせ(離婚してくれなどの電話がかかってきて精神的苦痛があった。)などがあれば高額になる可能性があります。
③内容証明を送る
これは弁護士が作成して送ります。(自分でもできます。)
送るに際して相手の住所がわかっていないと送れません。
弁護士は探偵ではないので、住所などの捜索などは行いません。もし、住所はわからなくても相手の携帯の電話番号さえあれば探偵を使って住所は調べることができます。(もちろんお金はかかります。)
慰謝料の話などをする前に相手の番号は聞きだしておくのがいいと思います。
④不倫相手とやりとりする
このやりとりは、証拠を出せやら、減額だったり、など多岐にわたります。
ですが、このやりとりを経てお互いの解決策を模索していくということになります。
自分で内容証明を送る

①これがわかってないとできない
*相手の本名(正しい名前)
*住所
が必要です。
もし相手の住所がわからないときは、「郵便物を送りたい」と伝え、住所を聞きます。これを相手が拒んだ場合、会社に送ることも一つの策です。
ですが、確認をせずに会社に送ってしまうと、「この郵便のせいで退職することになってしまった」などのいいがかりをつけてくる可能性があります。
会社に勤めていてもらうのは慰謝料を給料から天引きすることができるので、相手が無職にならないように送りましょう。
②内容証明をつくる
これは自分でも作成できます。
インターネットで「内容証明 書き方」などで調べるとテンプレートもでてきます。テンプレートには甲乙の名前をそれぞれ書くことと、不倫行為の内容などを書くことをおススメします。
内容証明を作成するにあたり、下記のルールがあります。
・縦書きの場合は1行20字以内で、1枚26行以内。 ・横書きの場合には、以下の3パターンがあります。
1行20字以内、1枚26行以内 1行13字以内、1枚40行以内 1行26字以内、1枚20行以内
一般的には、横書きにして1行20字以内、1枚26行以内にすることが多いです。
③送付する&やりとりする
下手にあとからいいがかりをつけられないためにも、相手本人だけに受けとってほしいので、本人限定受取郵便にしておくと良いです。
内容証明郵便を送ると追跡番号がつくので、郵便局のホームページの追跡サービスを利用すると、今どこにあるのか、持ち戻し、再配達、相手が受けとったかどうかなどを確認することができます。
相手に配達されたことを確認するために、配達証明のサービスをつけておきましょう。
内容証明郵便の送付にかかる費用は、郵便料82円と書留料430円、内容証明料430円(1枚目。2枚目以降は260円増し)、配達証明料310円の合計1252円が基本です。
速達にすると280円増し、本人限定受取にすると100円増しとなります。
これは領収書をとっておいて、慰謝料にのせることも可能です。
嫌味がてらにのせてもOKだと個人的には思います。
相手の受け取り確認できたあとは、電話なり、なにかしら応答があるのが普通です。
無い場合は再度内容証明を送ります。
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